All in one SEO Packの導入(WordPress)

たいへん機能の多いプラグインですが,主にGoogle Analyticsのコードの埋め込みとnoindexの設定,XMLサイトマップの作成用に使っています。

もともとGoogle Analyticsのコードの埋め込みのためのプラグインを探していたのですが,Google Analyticsに特化したプラグインには単純にコードを埋め込むだけのものはなかなか見つかりませんでした。WordPressの管理画面で解析結果を見られるようにするためか,Googleとの接続認証を求められるものが多いようなのです。そういった機能は必要としていないので,認証作業を必要としない All in one SEO Packプラグインを選びました。

XMLサイトマップも作ろうと思っていたので作成機能が備わっているのはちょうどよかったです。SEOに関してはあまり積極的ではないので,それ以外の機能はあまり活用していません。

マルチサイト環境では,プラグインのインストールは全体で一括で行いますが,All in one SEO Packの設定は一括で行うことができず,各サイトごとに行います。

Google Analyticsの設定

サイドメニューのAll in One SEOの中の一般設定を選択します。いくつかのグループに分かれて設定項目が並んでいますが,その中の「Googele設定」の中ほどに「GoogleアナリティクスID」がありますから,そこにIDを登録します。「高度な分析オプション」はデフォルトで有効になっていたのでそのままにしました。また,管理者等のアクセスを対象外にするために「トラッキングからユーザーを除外」の項目はすべてチェックを入れてオンにしました。

noindex設定

検索エンジンにインデックスされたくないものを選んでチェックを入れます。テーマのデザインによってはカテゴリページやタグのページは有用なサイト内のナビゲーションになると思いますが,このサイトでは今のところデフォルトはすべてオフ,カテゴリ以下の項目はオンにしてあります。

XMLサイトマップの作成

XMLサイトマップの作成機能はデフォルトでは有効になっていません。「機能管理」をクリックすると追加で利用できる機能が表示され,そこから有効化することができます。ほとんどの機能はFree,2017年8月現在は動画サイトマップだけがPro版のみの機能になっています。

XMLサイトマップの欄の「Activate」をクリックして有効化するとメニューに「XMLサイトマップ」が表れます。

ファイル名接頭語や更新スケジュール,サイトマップに含める対象などを指定します。

ファイル名接頭語は作成されるXMLサイトマップファイルのファイル名の先頭に付きます。複数のサイトを運営していてたくさんサイトマップを作る場合は区別しやすいような接頭語をつけるといいかもしれません。

設定して「サイトマップを更新」をクリックしたら,ページ上部の「ここをクリックしてサイトマップを表示」で作成されたXMLサイトマップの内容を確かめてみましょう。自分が望むものになるまで設定を繰り返します。

悪意あるボットのブロッカー

「機能管理」から有効化する機能です。
悪質なボットのブロックとリファラスパムのブロックにチェックを入れました。

インポーター&エクスポーター

これも「機能管理」から追加で有効化する機能です。
複数のサイトを運営していて共通の設定を使いたい場合は1つのサイトで設定してエクスポートしておくと,それを他のサイトでインポートして使うことができます。

そのほかの設定

All in one SEO Packにはほかにもたくさんの機能がありますが,使っていません。意図しない変更が加えられることを防ぐために,無効にするか空欄のままにしています。SEOにはこれらの設定(URL,タイトル,メタ情報など)が重要なのかもしれませんが,通常の記事作成過程で生成される情報で当面運用しようと思います。運用しながら不都合があれば見直すことにします。

参考